- 旧プラグ(左)、新プラグ(右)
- 旧プラグ(左)、新プラグ(右)
今回ご紹介する事例は「プラグ交換」です。
入庫の理由は「エンジン不調」です。
エンジンがバタバタと吹け上りが悪く加速が悪い状態です。
エンジンのチェックランプは点灯していません。
外部診断機を接続してもエラーは表示していませんでした。
エラーが出ていないとどこを見ていいかわからないのですが、症状によってはエラーが出ていない事で、点検する場所が絞り込めたりします。
今回はそれにあたる作業です。
矢印の部分のスキマの違いがおわかりになりますでしょうか?
このスキマに火花を発生させて燃料を爆発させてエンジンは回っています。
左のプラグは電極が摩耗してほぼ無くなっています。
ここまで隙間が広くなっていると、よい火花は発生させることが出来ず、エンジン不調につながります。
プラグは交換時期をとうに過ぎている状態ですので、交換対応です。
因みに今回のお車の走行距離は12万KM以上でした。
プラグ交換後はエンジンの調子は良くなりました。
吹けあがりも加速もばっちりで、快調に走る車になりました。