さいたま市桜区の 修理 板金 鈑金 整備 メンテナンス ペイント
国から認可を受けた認証工場のオートサービスコヤマ です。
「オートサービスコヤマでできる事」 や
「日々の仕事」をマイペースでアップしていきたいと思います。
少しでも当店の事を知っていただけたら幸いです。
今回のお仕事は
気が付かないうちに車検に受からない状態になっている部品の整備です
その前にこんな修理もやってますよなショート動画もあります
さて本題に戻ります
気が付かないうちに車検に受からない状態になっている部品となっていますが、最近仕事をしていて数多く感じたので記事にしてみようかと思いました。
当店は認証工場ですので当然車検整備もメインのお仕事です。
車検整備は、お客様のお車を点検してお見積りをだして、作業のご提案から打ち合わせして作業実施の流れで進みます。
当然車検は道路車両運送法に定められた基準に合格するように整備をしていきます。
車検に受からない故障個所があれば、整備をして基準を満たす状態にする必要があります。
例えばエンジンが調子悪くて警告灯が点灯している状態では車検には受かりません。こういった体感できる故障だとお客様も何かしらの異常を感じていらっしゃる事が多いです。
ですが、今回の整備は「気が付かないうちに」壊れてしまっている部品のお話です。
それは・・・・・
「タイロッドエンド・ブーツ」
です。
ここ最近で整備する回数がとても増えてきたなと感じている部品です。
この部品です
↓
損傷画像です。
タイロッドエンドというジョイント部分を保護しているゴム製のブーツです。
そのブーツが破れてジョイント部を潤滑するために封入されているグリスが出てきてしまっています。
この状態は車検に受からない状態ですので整備が必要です。
作業のお見積りを伝えるとき、お客様は気づかれていないことが多いです。
そうなんです。この部品が壊れていても、体感で伝わる症状はほぼありません。そっと壊れているんです。静かに壊れているんです。
厄介な壊れ方をする部品です。
でも直さないと車検に受からないのでお勧めして作業をさせていただきます。
直す方法としては
ブーツが切れてジョイント部までダメージがある場合は
タイロッドエンド丸ごと交換になりますが、
今回はジョイント部へのダメージやガタはないので節約するためにブーツのみ交換です。
ブーツのみ交換の方が部品代を安く抑えられるのでいいですね^^
交換するためにはジョイント部を外す必要があります。
このジョイント部はガチガチに固着していてネジを外しただけではまず外れません。引っ張ってもまず取れません。
外すためには画像のような特殊工具を使って外します。
どんどん進めます
新しいブーツを取り付けました。
ボルトで締め付けてワリピンも入れて完成です。
この小さな部品でもちゃんと役割があるんですよね。
車は部品点数が多いのでしっかり細かいところまでチェックして整備していこうと思います。
ありがとうございました。