いたま市桜区の 修理 板金 鈑金 整備 メンテナンス ペイント
国から認可を受けた認証工場のオートサービスコヤマ です。
「オートサービスコヤマでできる事」 や
「日々の仕事」をマイペースでアップしていきたいと思います。
少しでも当店の事を知っていただけたら幸いです。
トヨタ ヴィッツ
・アイドリングが低い ブルブルする 修理
です。
その前に別の作業動画のご紹介もさせてください
こんな動画をマイペースで上げてますこちらもよろしくお願いします
早速お車を見ていきたいと思います。
「アイドリングが低い」という症状のようですが、エンジンの回転計が付いていないお車ですので、数値として回転数を読み取れません。
まずは外部診断機を接続して、エラーの確認と
お車の状態を数値化して見ていきます。
エラーは複数でていました。
エンスト検出
アイドル不安定
イモビ別体ECU など
上記の2つ エンスト検出とアイドル不安定が今回の症状に関係しているっぽいエラーコードですね。
イモビECUは・・・この時点ではまだ不明です。あまり関係ないようにも思いますが・・。
ここで引っかかっても先に進みませんのでとりあえず
次は数値の読み取りです。
現時点でのアイドリングは850回転ほどをキープしています。ブルブルもせず問題なしです。心なしかエアコンをONしたときに回転が上がらず振動を感じるかなという程度です。特にエンストしそうな気配もありません。
確かにお客様も今回の不具合は単発での発症だとおっしゃっていました。一度だけアイドリングが低くなってエンストしたそうです。
どうやら現時点では異常はないようですが心配なので点検をご希望されてのご入庫だそうです。
ですので予防整備も含めてそういった目線で作業をしていこうかと思います。
次にフリーズフレームを見てみます
- フリーズフレーム
- アイドル不安定の物
フリーズフレーム とは 「エラーが出力された時のお車の状態」の記録です。
アイドル不安定のエラーが出たときのお車の状態が記録されていました。
車速0km
エンジン回転326rpm
ニュートラル判定OFF
車が停止していて、シフトレバーはニュートラル以外の時にエンジン回転が326回転だったということです。
この表示から推測すると、信号待ちか何かで停車中におきたのでしょうか。いずれにしても326回転は低い数値です。
現時点では不具合は発生していませんが、この時は発生していたのは間違いないようです。ですがこの時点で故障と決まったわけではありません。何らかの条件が組み合わさるとこのような症状が一時的にでる場合もございます。
症状が安定して出なくて、
アイドリングが低くなる、
断線など機器の故障エラーは出ていない。
上記の症状から定番の
スロットルボディの汚れなど考えられます。
今回は予防整備の意味合いもあるので、点検と清掃をしていきます。
- スロボ
- 清掃後
専用のクリーナーを使いスロットルボディの清掃後、ECUのリセットを実施。学習させます。
作業後はエアコン作動時の振動も軽減されスムーズの回転になりました。
スパークプラグの点検もしました。
交換してから日も浅く問題なさそうです。
ありがとうございました。