さいたま市桜区の 修理 板金 鈑金 整備 メンテナンス ペイント
国から認可を受けた認証工場のオートサービスコヤマ です。
「オートサービスコヤマでできる事」 や
「日々の仕事」をマイペースでアップしていきたいと思います。
少しでも当店の事を知っていただけたら幸いです。
今回は
ランドクルーザー プラド 車検整備中の足回り整備
スタビライザーリンクブーツの修理 です
ランドクルーザープラドの点検
リフトアップしてタイヤを外した時に見つけてしまいました。
左の足回りの画像です。
あれれ、なんか変ですね。
正常な状態はコチラ↓
これは右側の足回り画像です。こちらは正常な状態です。
- 正常(右足)
- 良くない状態(左足)
良くない状態の画像は黄色い液体のようなものが見えますね。
これはジョイント部分の可動部を潤滑しているグリスがはみ出ている状態です。
本来であればゴムの蓋の中に封入されているのではみ出てしまうことはありませんが、使用状況や経年劣化などでゴムが切れたり破れたりして中のグリスが漏れ出してしまうことがあります。
これは車検に受からない状態であり、修理が必要な状態です。
足回りは可動部分が沢山ありこのようなジョイントが複数あります、今回の破損個所はスタビライザーリンクのゴムブーツ左側上部です
早速切れている状態を確認してみます。
良く見えないのでグリスを拭き取っていきます。
キレイになりました。
やっぱり切れています。切れている範囲はごく僅かでした。
さて、このようになってしまった場合の対処方法として
リンク部分まるごと部品交換するのが基本的な修理方法です。
部品代はおよそ5000円程度でしょうか、それに作業代金が加わります。
一か所の修理なら大きな金額ではありませんが、だいたいこの作業するときは車検整備の中の1作業なんですよねぇ。ほかの整備もありここも交換となるとどんどん合計金額が高くなってしまいます。
やっぱり節約できるところは節約したい。
いつも、こう考えております。
当店では一定の状態を確認できた場合には丸ごと交換ではなく、切れたゴム部品の補修することで車検合格する状態までもっていく作業をする場合がございます。
状態を確認したところ幸いにもグリスの減りも少なく水やごみの侵入もジョイント部のガタも見受けられませんでした。
この状態なら「交換」ではなく「修理」で行けそうです^^
それでは修復のためにゴム剤を塗って切れているところを塞ぎます。
塞ぎました^^
部品交換ではないので、作業代金を大幅にカットできますのでいいですね^^
※安全と確認出来ない場合はこの作業は出来ません、従来の部品交換での対応となります。
車検行ってきます^^
ありがとうございました^^
※※※※
一部の方にはこれを手抜き作業ととらえている方もいらっしゃるようです。この方法は当然すべてにおいて勧められる作業ではありませんが、一つの方法だと考えています。