さいたま市桜区の 修理 板金 鈑金 整備 メンテナンス ペイント
国から認可を受けた認証工場のオートサービスコヤマ です。
「オートサービスコヤマでできる事」 や
「日々の仕事」をマイペースでアップしていきたいと思います。
少しでも当店の事を知っていただけたら幸いです。
「ウィンドウォッシャーが出ない。けどシートベルトが濡れる」修理です。
この文字だけだと不思議な修理依頼ですね、
早速お車を拝見していきたいと思います。
その前に別動画のご紹介も
- こちらのお車です
- ウォッシャー液が出るノズル
修理車はこちらの車両です
ダイハツ ムーブ L150S ですね
当時よく売れたお車でまだまだ現役で走っている個体も多いですね。
不具合は
「後ろのウォッシャー液が出ない、ウォッシャーを出そうとするとリヤのシートベルトが濡れる」
です。
現象確認の為再現作業をします。
レバーを操作して
リヤのウォッシャーを出してみます。
ウィィィィィィィィィィィィ 操作と同時にポンプモーターーの音が聞こえますがリヤガラスにウォッシャー液は出ていません。
右後ろのシートベルトの折り返し部分を見てみると・・・
- ??
- ???!!
ここがなぜ濡れるのでしょうか?
この中でウォッシャー液のホースが外れているのかな?
※この車両はウォッシャー液タンクはエンジンルームの中に収納されていて、リヤのウィンドウォッシャーノズルまでエンジンルームから長いホースで繋がっています。
分解して点検していきます。
- 内張を外していきます
- シートベルトも外して
シートべルトを外して内張を外していきます。
ホースが見えてきました。
薄い黄色に見えるのがウォッシャー液のホースです。
すぐに漏れ箇所はわかりました。
ホースが三日月形に切り取られてように穴が開いています。
- 漏れ箇所を見つけました
- この位置でこの形状で切れて?
この位置でこの形状の切れ方。
このボルト穴は先ほどのシートベルトを止めているボルト穴です
こちらの車両は以前シートベルトを外す作業があったのかもしれません
シートベルトを取り付ける際に、ホースを挟んだままボルトを締めこんでしまったのではないかと思います。
ボルトのRとピッタリの切り口です。
リヤのウォッシャーは使用頻度が低いケースが多く、発覚までにずいぶん時間が経過してしまったようです。
このホースは長------いホースなので
修理は切れている部分だけを別の新しいホースと交換する方法です。
そっちの方が部品代を節約できますね^^
ジョイントを使用してホースを
繋ぎ合わせます。
例のボルトに挟み込まないように取り回しに注意します。
修理後はバッチリ後ろからウォッシャー液が出ました^^
修理完了です。ありがとうございました^^