お世話になっております。
さいたま市桜区の 修理 板金 鈑金 整備 メンテナンス ペイント
国から認可を受けた認証工場のオートサービスコヤマ です。
「オートサービスコヤマでできる事」 の一つをご紹介いたします。
日々の仕事をアップしていきます。
デリカD5 車検整備 タイロッドエンドブーツ交換
ブレーキ整備 です
車検整備でお預かりさせていただいたデリカD5です。
ミニバンタイプの本格4WD車 他メーカーにはないカテゴリの車で人数も荷物も、そして走破性も欲しい方はもうこの車一択なんじゃないでしょうか。
エンジンもガソリンとディーゼルから選択できるのもいいですね。
舗装路走行主体で静かなエンジンを希望ならガソリン車
多少の悪路も走りたいし、モリモリ走るトルクフルなエンジンを希望ならディーゼル車
最近はガソリンとディーゼルの価格差がなくなったので燃料代の節約というよりも、乗り方使い方に合わせて欲しいエンジンを選ぶ感じでしょうか。
どこかにお出かけしたくなるお車なのは間違いないですね^^
走行は90000㎞弱のお車です。
下回りを点検させていただきました。
タイロッドエンドのブーツが左右とも切れていました。
これはステアリングのギヤボックスとステアリングナックルをつなぐ部分のジョインとを守るゴムブーツです。
小さな部品ですが大事な部品です、切れていると車検に受かりません。
当店では最小単位での交換であなるべく費用を抑えたいと思っております。
こちらのタイロッドエンドブーツは他店販売店ではジョイント丸ごと交換を勧められるらしいです。
当店でもジョイント部分にガタや不具合があれば丸ごと交換をお勧めしますが、点検して異常がなければブーツのみの交換で節約整備をお勧めしています。
今回もジョイント部分には異常は見受けられなかったのでブーツのみの交換で作業をさせていただきます^^
切れたブーツを取り外して
グリスを詰め替えて、新しいブーツを取り付けます。
私が作業するときはなんとなくなんですが
組付ける時にはジョイント軸部を少し回して取り付けます。
ジョイント軸は360℃回転しますが、組付けられている時はハンドル切れ角の範囲しか回転しません。
ハンドル切れ角は左右で決まっていますのでジョイントもその可動域の部分ばかりが擦れていて力のかかる方向もワンパターンだと思うのです。
90000㎞弱使用してきたジョイントです。整備でせっかく外したのですから擦れる部分をチョットだけズラして新しい面を使えるかな?と思うので。
特に効果があるとかないとかわかりませんがなんとなくやっちゃう作業です。
組付けて完了です。これで車検は受かりますね^^
次はブレーキ整備です。
マリンスポーツが趣味のお客様ですので、サビ系の点検整備は普段より深めに追いかけて作業していきます。
・ハブフランジの防錆
・いずれやるであろうドライブシャフトメンテナンスも考えセンターナットもサビないように防錆処理をしておきます。(このナットがサビで取れないとドライブシャフトメンテナンスの難易度が格段に上がってしまいますのでね、将来の工賃を節約する効果も期待できると思います)
・キャリパー、ブレーキパッドの摺動部の清掃や給油
・パッドシムの清掃給油
・ブレーキフルードの定期交換
・ローター面の修正およびアタリつけ作業
防錆には個所箇所に適した防錆剤を使用します。
一例としてフランジ面の防錆はモリブデンを用いています。
この処理はセンターホールのサビによる食いつき等にとても効果的です。
「ホイールのネジを全部外したのに車からホイールが外れない」
なんて経験はございませんか?
コレやっとくとそんなことなくなりますよ~^^お勧めです
ありがとうございました。