さいたま市桜区の 修理 板金 鈑金 整備 メンテナンス ペイント
国から認可を受けた認証工場のオートサービスコヤマ です。
「オートサービスコヤマでできる事」 や
「日々の仕事」をマイペースでアップしていきたいと思います。
少しでも当店の事を知っていただけたら幸いです。
今日の作業は「エンジンからの異音修理」です。
その前にこんな修理もやってますよなショート動画もあります
足回りの異音修理
限界のブレーキパッド
さて本題に戻ります
車を運転していると、異音が発生することがあります。異音が発生すると、運転中に不安やストレスを感じるだけでなく、そのままにしておくと車の故障に繋がることがあります。
異音が発生する原因は様々で、例えばエンジンの部品の磨耗や破損、オイル不足、またはエンジンオーバーヒートなども挙げられます。このように様々な原因によって、異音が発生することがあります。
異音修理をするためには、まず原因を特定することが重要です。
今回の症状は、エンジン異音「ゴーーーーーー」という唸り音です。
エンジンの回転に応じて唸り音が変化するので、間違いなくエンジン由来の異音だと考えられます。
原因の特定はご入庫前にお預かりしてじっくりと点検をさせていただき原因は特定できております。
原因はウォーターポンプです。
当該ポンプからの冷却水の滲みもありました。
ウォーターポンプの異音の場合は新品部品交換での対応になります。
部品の性質上中古部品は使用しません。
早速作業に入ります。
作業手順を見るとクランクプーリーを外しての作業になりますが、こちらのお車のクランクプーリーは固く締まっていてボルトが緩みません。ホンダあるあるですね。
ここで時間をとられたくないので早々にクランクプーリーを外すのを諦めてエンジン上部から作業進めます。
パワステポンプやオルタネーターを外していきます
今回は年式も考慮してオートテンショナーも交換です。
工賃も圧縮できてお得です。
外れました。
左が古い物、右が新しい物のウォーターポンプです。
古い物からの異音をカメラで撮影した動画はこちらです。
カメラで異音なかなか収録できず、簡易集音器を制作して収録しました。
軸部にガタもありました。
組付けていきます。作業内容はさほど難しくはありませんが
アルミ製のエンジンの整備は意外と作業が躓くときがあります。
今回もウォーターポンプのネジ山がつぶれているボルトが一本ありました。組付け時にオーバートルクなのか何なのかわかりませんが、ボルトの回りがとても渋くなっているんです。
この年代のお車に多く見られる気がします。
アルミ製なので弱いんでしょうね。
ネジ山を修正しながら取り付けました。
さ、組付け完了です。
エンジンをかけて最終チェックです。
異音は全くしませんでしたー^^
やっぱり静かなエンジンの方が気持ちいですね^^
ありがとうございました。