埼玉県さいたま市桜区|アルファード(トヨタ)の修理・点検・メンテナンス事例(車検整備で見つかった不具合 違和感のない故障)

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よろしくお願いします

 

さて、今回は10系のアルファードです。

車検作業中に発見した不具合の事例です、事前の問診でお客様よりお申し出は無い部分で起きていた不具合です。

自覚症状のない不具合ですね。

 

 

その不具合個所を発見したのはタイヤを外しリフトアップして下回りを点検している時でした。

 

エンジンのアンダーカバーも外してエンジンをしたから除いてみると

 

 

 

 

おや?赤い?白い?物がエンジンに付着しています。

エンジンの金属部品の隙間に添って付着しているようです。

 

 

これ、なんだと思いますか?

 

これは、

 

冷却水の漏れの跡です。

(エンジンの冷却水です。)

 

この冷却水がなくなるとエンジンがオーバーヒートして最悪走行不能になる恐れがあります。

 

そうならない為にも整備が必要ですね。

 

幸い漏れは少なくオーバーヒートにも至っておらず、漏れの個所さえ修理すれば問題ない程度だと思います。

 

この程度の漏れですとドライバーさんが気が付くような症状はほぼありませんので発見が遅れてしまうこともしばしばございます。

今回は車検があり大事に至る前に不具合発見出来て良かったと思います。

 

早速、お客様の了解を得て作業開始です。

 

 

 

 

 

 

オルタネーター外して
作業スペース確保

 

どんどん行きます

 

 

外れた部品
新旧の部品です

外れた部品をみて「アレだ」とわかった方は車通ですね^^

 

漏れていた部品は「ウォーターポンプ」でした

ウォーターポンプとは冷却水を循環させているポンプです。

最近のお車は電動で駆動している物も見かけるようになりましたが

10系アルファードはファンベルトからの動力でポンプを回していますね。

この回転軸から冷却水がもれていました。

 

取り付ける前に大事な作業があります。

 

 

 

 

ウォーターポンプの取付部の面出しです、

古いパッキンや段付きをオイルストーンでキレイに整えています。

 

取付部の面を新しいウォーターポンプにピタリと合うようにして漏れを防ぎます。

 

ここは結構慎重にやらないといけない作業ですね。

面が整ったら新品部品の取付です

良いですね^^

 

 

ベルトも新品を使います。

 

(この場合、ウォーターポンプ交換の作業でファンベルトを外すのでファンベルトの交換工賃はかかりません)

 

作業完了です^^

冷却水エア抜き後、漏れも異音もなくキレイに回っています。

 

ありがとうごいました^^

 

今回は車検整備、定期点検の大事さを再確認いたしました。