お世話になっております。
さいたま市桜区の 修理 板金 鈑金 整備 メンテナンス ペイント
国から認可を受けた認証工場のオートサービスコヤマです。
「オートサービスコヤマでできる事」 の一つをご紹介いたします。
ブレーキの異音 修理です。
当店は国から認可を受けた認証工場ですのでブレーキの整備もお任せください
インスタでは事例に載らない動画等あげてます
「走っているときにキーキーと聞きなれない音がするんです」
「特に左のほうからするんです」
と、ご来店されたお客様
お車は スズキ アルト です。
お客様がご来店時に既にキーキーという音が聞こえておりましたので、現象は確認済みです。
早速、お車の状態を確認させていただきます。
キーキーという音は走っているときにしか聞こえません。
停止時には全く聞こえません。
ということは、回転部分 ということでしょう。
キーキー音の代表的な整備個所はブレーキです。
回転している場所であり部品同士が絶えず接触し擦れている部分です
ブレーキを分解しブレーキパッドの状態を確認します。
ブレーキパッドの状態です。
使用限度ギリギリまで摩耗しております。
どうやら、キーキー音の正体はこのブレーキパッドのようですね。
取り外したブレーキパッドです。
- 新品と比較
- 新品と比較
新品と比較してみるとずいぶんと厚みが違いますね。
新品のブレーキパッドに高粘着タイプのグリースと適切な部分に塗布します。
スライドのピン 摺動部にはシリコングリスを塗布します。
ブレーキの磨耗材部分にグリスがつかないように注意しながら組付けていきます。
ブレーキって結構グリス塗ってあるんです。
このグリースが磨耗材についたらブレーキが効かなり危険ですので、
DIYで作業する方は本当にお気を付けください。
組付け後、ロードテストにて なじみ具合 を確認して作業完了です。
- おまけ
- なんでキーキーなるの?
おまけ。
実はキーキー音は、
ワザと音が出るように作られているんです。
上の写真で、古いパッドの磨耗材が減っていますよね。
パッドウェアインジケータと呼ばれる金属の板のところまで磨耗材が減っています。
※青い新品パッドと比べていただければわかりやすいと思います。は青いパッドは磨耗材が厚くパッドウェアインジケータまでまだまだ余裕があります。
磨耗材が減り、むき出しになったパッドウェアインジケータが、ブレーキの回転部分と擦れてあの嫌なキーキー音を発生させているわけです。
この音でドライバーに注意をひかせるのだそうです。
※もちろんすべてのお車にこの機能がついているわけではないですし、キーキー音の原因がパッドウェアインジケータによるものではございません。自分の車がキーキーなってないからブレーキパッドは減ってないというわけではございません。定期的に点検整備を行ってくださいますようお願いいたします。
ブレーキに何か違和感があればすぐに点検をお勧めします。
ありがとうございました^^