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スズキ 軽自動車 エンジン 不調 アイドリングしない 加速不良

さいたま市桜区の 修理 板金 鈑金 整備 メンテナンス ペイント

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さて今回ご紹介する事例は

「プラグ交換」です

 

自動車の整備メンテナンスではよく聞く基本的な作業だと思います。

よく聞く作業なんですが・・・・・実は最近はあんまりやらない作業なんです。

大昔、30年くらい前まではよくやる作業でした。

車検整備の度に交換しているような作業でしたが、最近はスパークプラグの長寿命化で、10万KM程度無交換でも大丈夫なお車が増えてきましたので、交換作業もめっきり減りましたね。

 

ですが、いくら長寿命になったとはいえ消耗部品には変わりありませんので定期的なメンテナンスは必要になりますが、交換頻度の低い部品って何でしょうか、忘れられちゃうんでしょうかね?

ってお話です。

 

 

 

 

ご入庫してくださいったお車はスズキの軽自動車 アルト です

方はHA25系です。

 

「エンジン不調」です、エンジンがバタバタと吹け上りが悪く加速が悪い状態です。

エンジンのチェックランプは点灯していません。

 

外部診断機を接続してもエラーは表示していませんでした。

 

エラーが出ていないとどこを見ていいかわからないのですが、症状によってはエラーが出ていない事で、点検する場所が絞り込めたりします。今回はそれにあたる作業です。

 

まず点火系の点検をします。

 

エアクリーナーボックスを外して

 

プラグホールが見えました。

 

早速プラグを外します。

 

 

おおーー

 

思わず声が出てしまったほどプラグが消耗しまくっています。

 

電極が・・・ないですね

 

もうちょっと真横から見たらわかりやすいでしょうか。

 

←が古いプラグで、→が新しいプラグです。

 

 

もう少しわかりやすくします

矢印の部分のスキマの違いがおわかりになりますでしょうか。

 

このスキマに火花を発生させて燃料を爆発させてエンジンは回っています。

左のプラグは電極が摩耗してほぼ無くなっています。

ここまで隙間が広くなっていると、よい火花は発生させることが出来ずエンジン不調につながります。

 

プラグは交換時期をとうに過ぎている状態ですので交換対応です。

 

因みに走行距離12万KM以上のお車でした。12万㎞無交換だとこんなにもプラグが消耗するんですね。ここまで減っているプラグは恥めてみたかもしれません。

プラグ交換後はエンジンの調子は良くなりました。

吹けあがりも加速もばっちりで快調に走る車になりました。

 

ありがとうございました。